『荒野行動』は『転スラ』コラボで収益は直近半年で最大規模に 高継続率武器にバトロワジャンルで独走 Sensor Tower調査

 

Sensor Tower(センサータワー)は、4月に実施した『転生したらスライムだった件』とのコラボを実施した『荒野行動』に関する調査を行い、コラボによって同タイトルの収益は直近半年間で最大になったとするレポートをまとめた。コラボ開始後、ダウンロード数が伸び、売上ランキングでも34位から一気に首位まで順位を上げていた。4月1日~4月10日における日本のモバイルゲーム収益成長量は、『パズル&ドラゴンズ』に次ぐ2位だったという。

 

『転生したらスライムだった件』とのコラボでは、リムルやディアブロ、シュナの再現衣装が実装され、TVアニメ第2期から描かれている魔王としての姿を忠実に再現している。このほか、スライム姿のリムルをモチーフにした乗り物スキン、ディアブロを含む原初の悪魔たちをイメージしてデザインした銃器スキンも登場。さらに、期間限定のコラボガチャを割引販売も奏功したと見ているという。

IPコラボ実施後、コラボをきっかけに始めた/再開したユーザーが離れてしまう可能性もあるが、本作は高い継続率となっていることが特徴だという。レポートを執筆したHIDEYUKI TSUJI氏は、同ジャンルの他作品よりも継続率が高く、特に30日目~90日目の継続率が高いと指摘した。収益についても圧倒的な首位を独創しており、2位の『PUBG MOBILE』の収益とは5倍近い差があるとのこと。

 

ちなみに、Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、モバイル版『荒野行動』は、リリースから2023年3月までに世界における累計収益は23億ドル(3145億円)と推定されているそうだ。そのうち、日本は最大の市場で、収益全体の実に90%以上を占めているという。2位は中国(6%)、3位は台湾(1%)と続く。

 

なお、レポートの詳細については下記リンクを確認してほしい。

 

荒野行動が転スラコラボで直近6ヵ月において最高収益を記録、継続率も高くバトロワジャンルでも独走が続く

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