トーセ<4728>は、第2四半期の決算説明資料で、主力のゲーム事業において、ゲーム開発人材の採用強化と並んで、グローバル案件の案件獲得、つまり海外ゲームパブリッシャーからの受注に注力していくことを明らかにした。
同社の開発力に着目した海外企業から引き合いもあり、受注に至るものが出てきたそうだ。その案件は、その親会社の業績悪化の影響で中止となったものの、今後も海外企業へのアプローチを増やしていくという。
同社では以前は、米国の大手ゲームソフトメーカーとの取引があったが、ここ数年、国内のユーザーからの依頼に対応することで手一杯な状況が続いていたそうだ。
また、VRゲームの開発も進めているが、国内ではVRゲーム機の普及があまり進んでいないため、国内よりも海外にユーザーが多く見込まれるものという。これも海外向け案件への対応を強化する理由のようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高56億6200万円、営業利益4億6900万円、経常利益5億500万円、最終利益3億1000万円(2022年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728