【体験レポート】VR筐体「VR SENSE」のロケテストが新宿で開催 馬に乗り、呂布の威圧感を受け、「関銀屏」の香りを感じる

コーエーテクモウェーブは、9月9日から、タイトーステーション新宿南口ゲームワールド店2Fにおいて、アーケードVR筐体「VR SENSE」のロケテストを開始した。

同筐体は、PlayStation VR(PS VR)を装着し、そのシーンに合わせて動作する、多機能3Dシート、香り機能、ミスト機能、風機能、温冷機能、タッチ機能を使い体験者のの五感を刺激する専用設計されている。

今回そのロケテストに参加することができたので、その内容をお伝えしていく。
 

ロケテストで体験可能なタイトルは、『DEAD OR ALIVE Xtreme SENSE』、『超 真・三國無双』、『G1 JOCKEY SENSE』、『ホラーSENSE〜だるまさんがころんだ〜』4つ。

今回、筆者が体験したのは『超 真・三國無双』となる。同タイトルは、人気シリーズ三国無双をVR対応にした大人気アクションゲームだ。

プレイヤーは暴君である董卓(とうたく)から、美しい姫・貂蟬(ちょうせん)を取り戻すという内容となる。

PS VR を装着すると、そこはもう三国時代。砦では味方が集会が開いている。主観視点のため臨場感は抜群で、あの無双シリーズの世界にいるのである。

プレイするにあたってガイドキャラを「徐庶」「関銀屏」の2人から選択ができる。今回選択したのは「関銀屏」だ。

その「関銀屏」は、"香り"とともに現れる。自分の眼前で花を思わせる香りとともに登場するシーンは思わずドキッとしてしまう。
 

▲右下には荷物入れの備えも。
 
プルースト効果という匂いで記憶を呼び起こす現象があるが、今後似た香りを嗅いだ時に「関銀屏」を思い出してしまうかもしれない、そんな体験だ。

砦には大量に敵兵が攻めてくるのだが、その状況はまさに無双シリーズ。VR SENSEでの操作はPlayStation 4 のDUAL SHOCKコントローラーを使用する。

攻撃はアナログスティックを左右に振ることで攻撃となる。また攻撃回数が一定になることで無双乱舞を行うことも可能だ。ここではド派手な攻撃をVRで体験することができる。

敵兵を全て撃退するといよいよボス戦だ。相手は最強とも名高いあの"呂布"だ。プレイヤーは、登場時から圧倒的な風格とともに威圧感を感じさせる"風"を体験することとなる。

呂布を倒すことができると、馬に乗り貂蟬を捕えた董卓を追跡するため、プレイヤーも馬に乗り後を追うこととなる。

馬に乗り込むと椅子の座高が高くなり、またグラフィックに合わせて揺れる。VR SENSE開始前にはシートベルトの着用が義務付けられるのが納得の動きだ。

また馬に乗っている際に、水場では"ミスト"が発生し今自身がどこにいるかをより意識することとなった。

残念ながら筆者はグッドエンディングで終わることができなかったが、VR SENSEのその機能を深く体験することができた。

ロケテストということもあって、VR SENSEのチュートリアルでは、PS VRの装着方法や、目を塞がれるため荷物を仕舞うBOXの案内があるなど、発表会以降、着々と完成へと近づいているのがわかる。

担当者によると、女性の体験者も多く『超 真・三國無双』が人気なのだとか。VR SENSEは新たに『ときめきレストラン☆☆☆ - 3 Majesty&X.I.P. DREAM☆LIVE』も発表しており、男女問わず遊べるタイトルが揃っている。
 

ロケテスト地になっているタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店は、新宿駅の南口を出てすぐと非常に立地の良いところにあるので、期間中に近くに立ち寄った際には是非体験してみよう。

正式サービスの開始が非常に楽しみな体験となった。


■ロケテスト概要

・実施期間:
2017年9月9日(土)〜9月18日(月・祝)23時まで

1プレイ800円

・タイトル:
DEAD OR ALIVE Xtreme SENSE
超 真・三國無双
G1 JOCKEY SENSE
ホラーSENSE〜だるまさんがころんだ〜

・開催地
タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店 2F
東京都新宿区新宿3-35-8

*整理券1枚で1回のプレイが可能。(1名様あたり最大2枚まで配布)
*整理券の配布状況によってはプレイできない場合がある。

 

公式サイト