LINEヤフー、昨年11月に発表した不正アクセスによる情報漏えいについて総務省から行政指導を受けたことを明らかに

LINEヤフー<4689>は、本日（4月16日）、2023年11月27日付で発表した不正アクセスによる情報漏えいについて、本日付で総務省より行政指導を受けたことを発表した。

今回の行政指導を真摯に受け止め、信頼回復に努めるとともに、今後もユーザーおよび関係者に安心してサービスを利用してもらえるよう努めていくとしている。

▼総務省からの指導内容
①安全管理措置及び委託先管理の抜本的な見直し及び対策強化の加速化
②親会社等を含むグループ全体でのセキュリティガバナンスの本質的な見直しの検討の加速化
③取組内容に係る進捗状況の定期的な公表等を通じた利用者対応の徹底

同社は、総務省からの2024年3月5日付の「通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保の徹底について（指導）」を受け、安全管理措置及び委託先管理の抜本的な見直しおよび対策の強化、親会社等を含むグループ全体でのセキュリティガバナンスの本質的な見直しおよび強化、適切な情報提供など利用者対応の徹底を推進するとともに、4月1日に総務省へこれらの取り組みに関する報告書を提出したところだが、今回の総務省からの行政指導をふまえ、これらの取り組みをさらに加速させていく方針だ。