ヴィレッジヴァンガード、24年5月期業績予想について営業3.7億円の黒字から一転して5.1億円の赤字に大幅下方修正…業態を超えた販売競争の激化で苦戦

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769>は、4月12日、2024年5月期連結業績予想の下方修正を行い、売上高251億2700万円(前回予想279億9100万円)、営業損失5億1100万円(同3億6800万円の利益計上)、経常損失5億2400万円(同2億9800万円の利益計上)、最終損失6億5300万円(同1億2600万円の利益計上)、EPS-94.8円(同4.62円)とした。

・売上高:251億2700万円(前回予想279億9100万円)
・営業損失:5億1100万円(同3億6800万円の利益計上)
・経常損失:5億2400万円(同2億9800万円の利益計上)
・最終損失:6億5300万円(同1億2600万円の利益計上)
・EPS:-94.79円(同4.62円)

同社では、急激な円安の進行、原材料価格の高騰による度重なる値上げ等により、消費者の節約志向、低価格志向が一層高まったことで、業種業態を超えた販売競争がさらに激化したことにより、売上高が当初の予想を下回る見込みとなった、としている。

損益面でも、コスト低減・諸経費の削減を図ってきたものの、売上高の減少に伴う売上総利益の減少が上回り、営業利益、経常利益及び最終利益は、予想を下回る見込みとなったという。