テンセントクラウド、歌特化ライブ配信アプリ「ColorSing(カラーシング)」を提供するColorSing社と業務提携 ライブ配信サービスの開発を支援

テンセントクラウドは、歌特化ライブ配信アプリ「ColorSing(カラーシング)」を提供するColorSing社と業務提携したことを発表した。

長年にわたり蓄積してきたネットワーク技術やオーディオ・ビデオ技術、それらをソーシャルメディアに活用するノウハウを活かし、ColorSing社のライブ配信サービスの開発を支援していく。

ColorSing社は、2023年7月5日にリリースした歌特化ライブ配信アプリ「ColorSing」で注目を浴び、日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社(2024年版)」に選出された企業。ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」を展開するDeNA<2432>や、通信カラオケ「JOYSOUND(ジョイサウンド)」などを運営するエクシングから、出資と事業支援を受けながら急成長している。

歌特化ライブ配信アプリ「ColorSing」では、JOYSOUNDが提供するカラオケ音源10万曲を利用できるほか、1曲歌うごとに現金に交換可能なダイヤ報酬を獲得できることが特徴で、「歌で生きたい」と考えているLシンガー(ライブ+シンガー)の支援につながる。歌好きリスナーが集まってLシンガーを応援したり、共通の仲間を見つけて楽しめる特別なアプリとして好評を博している。

テンセントクラウドの技術チームは、より没入感のあるインタラクション体験を「ColorSing」のユーザーに届けるため、同サービスの開発段階から手厚い技術サポートを提供してきた。同サービスでは、リアルタイム音声ビデオ通信サービスの「Tencent Real-Time Communication(TRTC)」や「Cloud Streaming Service(CSS)」といった音声メディア製品を通じて、エンドツーエンドでのグローバルレイテンシーをミリ秒レベルに抑えた配信システムを構築し、スムーズかつインタラクティブなライブ配信を実現している。

とくに好評な機能としては、CSSやTRTCのソフトウエア開発キット(SDK)にも柔軟に統合できる美顔エフェクト「Tencent Effect SDK」が挙げられる。ライブ配信やショート動画ビジネスの急速な成長に伴い、多彩なエフェクトや自然な美しさを演出する美顔フィルターに加え、クリエイティブで楽しいステッカーのニーズが高まっている。「Tencent Effect SDK」は、AI機能とリアルタイムエフェクト処理技術を利用し、インテリジェントな美顔フィルターや特殊エフェクトなどの機能でライブ配信者を支える。また、業界最先端レベルの3Dイメージング機能を搭載し、動的エフェクトステッカーも提供しています。「Tencent Effect SDK」を活用することで、「ColorSing」のLシンガーはさらに楽しく印象に残るシーンを生み出し、より満足度の高い配信体験をリスナーと共有できるようになった。

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