エイチームの決算説明資料より…新規開発パイプラインは「マルチデバイスゲーム」の企画/開発本数が前四半期の2本から3本に増加

柴田正之 編集部記者
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  • エイチーム<3662>は、3月8日、2024年7月期の第2四半期累計(8~1月)の連結決算を発表し、決算説明資料を公開した。今回はその決算説明資料から同社のエンターテインメント事業の新規開発パイプラインの状況を見てみたい。

    同社の新規開発パイプラインは、「マルチデバイスゲーム」「ハイパーカジュアルゲーム」「Web3サービス(NFTゲーム含む)」の3つの分野で開発・運営を進められている。前四半期から変化があったのは「マルチデバイスゲーム」で、前四半期は2本が企画/開発中となっていたが、この第2四半期は3本が企画/開発中と1本増加した。なお、新たな情報として、この3本のうち2本が協業案件、1本がオリジナルIPタイトルであることが明らかになっている。

    「ハイパーカジュアルゲーム」は、複数を企画/開発中としているが、まずはテスト開発し、そのうちの一定のKPI基準を満たしたタイトルを本開発していくとしている。

    なお、開発パイプラインの売上高推移のイメージとしては、大きな収益寄与が見込まれる「マルチデバイスゲーム」は開発期間が長いため、「ハイパーカジュアルゲーム」と「Web3サービス」で売上高の底上げを狙う形だという。

株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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