【ゲーム株概況(3/4)】日経平均は初の4万円大台乗せ 国内証券が投資判断格上げのサイバーエージェントが3日ぶりに反発 enishは4日ぶりに大幅反発

3月4日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比198.41円高の4万109.23円と初の4万円大台乗せで取引を終えた。前週末の米国市場のハイテク株高の流れを受けて、国内市場も朝方から買いが先行し、一時は上げ幅400円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が4日ぶりに大幅反発し、300円台を回復した。enishは4月リリースを発表した新作動向が引き続き市場の関心を集めているようだ。ただ、この日(3月4日)の大引け後には新株予約権の発行による資金調達を発表しており、明日3月5日の株価動向には注意が必要となりそうだ。

また、野村証券が投資判断を「ニュートラル」から「Buy」に格上げしたサイバーエージェント<4751>が3日ぶりに反発し、gumi<3903>やKLab<3656>なども買われた。

前週末3月1日にブリッジコンサルティンググループ<9225>とM&A戦略を通じた相互事業の発展を目指し、業務提携契約を締結すると発表したGENDA<9166>は反発した。

半面、DeNA<2432>が反落し、Netflixと共同製作のCGアニメーション長編映画「ULTRAMAN: RISING」を材料に前週末は買われた円谷フィールズホールディングス<2767>も反落した。

バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は4日続落し、ザラ場ベースで一時4000円台を割り込む場面もあった。

生成AIを活用したクリエイターの総合支援を行うリヴァイを買収することを発表したクリーク・アンド・リバー社<4763>はさえない動きとなって続落した。

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
企業データを見る

会社情報

会社名
GENDA
設立
2018年5月
代表者
申 真衣
決算期
1月
直近業績
持株会社としてアミューズメント施設運営事業やアミューズメントマシンのレンタル事業、オンラインクレーンゲーム事業を展開するグループ各社の事業成長支援、経営管理を行っている。傘下にGENDA GiGO Entertainmentのほか、GENDA Games、エスピーエスエ、トーキョーキャラクターメーカーズや伍彩汇业(广州)贸易有限公司などがある。
上場区分
未上場
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