アミューズ、24年3月期の営業利益を27億円→17億円に大幅下方修正…イベント制作の営業原価や人件費が増加、新規事業も見込み通りに進捗せず

アミューズ<4301>は、2月14日、2024年3月期連結業績予想の下方修正を行い、営業収入530億円(前回予想470億円)、営業利益17億円(同27億円)、経常利益19億円(同28億円)、最終利益10億円(同16億5000万円)、EPS60.3円(同99.60円)とした。

・営業収入:530億円(前回予想470億円)
・営業利益:17億円(同27億円)
・経常利益:19億円(同28億円)
・最終利益:10億円(同16億5000万円)
・EPS:60.31円(同99.60円)

従来予想からの修正率は、営業収入12.7%増、営業利益37.0%減、経常利益32.1%減、最終利益39.3%減となっている。

・営業収入:12.7%増
・営業利益:37.0%減
・経常利益:32.1%減
・最終利益:39.3%減

営業収入については、ライブ制作およびライブビューイング事業に係るグループ会社の売上増加に加え、10月より極東電視台を連結対象としたことに伴う増収により売上高の見通しを引き上げた。一方、営業利益、経常利益、最終利益については、イベント制作に係る営業原価や、人件費等の固定費が増加したことに加え、新規事業が見込み通り推移しなかったこと等により、期首予想を下回る見通しとなった。

同時に発表した第3四半期累計(24年4月~23年12月)の連結決算は、営業収入100億8700万円(前年同期比11.7%減)、営業損失4億9300万円(前年同期は2億1200万円の損失計上)、経常損失5億6200万円(同1億8900万円の損失計上)、最終損失8億5400万円(同2億5400万円の損失計上)と減収・赤字幅拡大となった。

・営業収入:100億8700万円(同11.7%減)
・営業損失:4億9300万円(同2億1200万円の損失計上)
・経常損失:5億6200万円(同1億8900万円の損失計上)
・最終損失:8億5400万円(同2億5400万円の損失計上)