セガサミーHD、24年3月期通期業績予想を下方修正 コンシューマ分野の年末商戦での販売が低調に 営業利益600億円→510億円に下ブレ
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セガサミーホールディングス<6460>は、2月9日、2024年3月期通期の業績予想の修正を発表、エンタテインメントコンテンツ事業におけるコンシューマ分野が前回予想を下回って推移する見込みであることから売上高・利益ともに従来予想を下方修正した。
売上高4740億円→4630億円（増減率2.3％減）
営業利益600億円→510億円（同15.0％減）
経常利益630億円→535億円（同15.1％減）
最終利益350億円→280億円（同20.0％減）コンシューマ分野においては、第3四半期に『ソニックスーパースターズ』や『ENDLESS Dungeon』『Total War: PHARAOH』などの新作タイトルを発売したものの、年末商戦での販売が低調に推移した。また、こうした販売状況を受けて棚卸資産の評価減に伴う損失を計上したことなどにより、売上高・経常利益ともに前回予想を下回る見込みとなった。
一方、パチスロ機・パチンコ機ともに販売状況は好調に推移している。販売台数計画をパチスロ機17万9000台（前回予想17万8000台）、パチンコ機8万7000台（前回予想8万4000台）に修正したことに加え、債権回収が進み、貸倒引当金が減少したことなどから、売上高・経常利益ともに前回予想を上回る見込みとなっている。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治／代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3896億3500万円、営業利益467億8900万円、経常利益494億7300万円、最終利益459億3800万円（2023年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460