ドリコム、『ブレイド&バスタード』がシリーズ累計10万部突破と順調な立ち上がり「Wizardry IPの裾野を広げる役割」(内藤社長)

ドリコム<3793>の内藤裕紀社長(写真)は、この日(1月30日)に開催したオンライン決算説明会で、「Wizardry(ウィザードリィ)」の小説・コミックにあたる『ブレイド&バスタード』について、シリーズ累計発行部数が10万部を突破したことを明らかにし、「順調に立ち上がってきている」とコメントした。

『ブレイド&バスタード』は、同社の出版・映像ブランド「ドリコムメディア」より発行されている小説・コミック。『Wizardry』の世界観をモチーフに蝸牛くも氏がまったく新しいストーリーで紡ぐダークファンタジー作品。

昨年12月までに小説はすでに3巻、コミックは2巻まで発売しており、収益面で出版・映像事業をけん引するだけでなく、「『Wizardry』IPを知らない人がコミックスや小説をきっかけに入ってくるなど、IPの裾野を広げる役割を担っている」という。

今後リリースされる予定の『Wizardry Variants Daphne』はもちろん、ブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC -』を展開していく際にも強い追い風になりそうだ。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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