data.ai、「X」の利用が世界的に減少に転じるなか日本は引き続き好調と発表

<以下、メーカー資料をそのまま転載しています>

 

モバイル利用データをAIで分析・提供するdata.ai(旧App Annie)は、各国のアプリ利用の傾向を分析した2024年版のモバイル市場年鑑を公開しました。その中で、日本のアプリユーザーには、世界と異なる傾向があることが明らかになりました。

本資料では、日本独自の傾向と、世界の傾向に関する注目ポイントを抜粋してご紹介します。

 

■ますます増加するモバイルアプリの利用時間。日本人のアプリ利用時間は18%増加したものの、世界的には低い部類に

日本のユーザーのモバイルアプリ利用時間は、2020年から毎年上昇しているものの、世界的に見ると比較的低い傾向であることがわかりました。2023年の1日あたりの平均利用時間は3時間42分となり、カナダやイタリア、中国と近しいとなりました。

一方、タイ、アルゼンチン、サウジアラビア、ブラジルでは、1日あたりの平均利用時間が5時間以上となっており、インドネシアでは、6時間を突破しました。また、レポートの分析対象となった全世界の上位10市場では、2023年に加重平均が5時間を超え(2022年比で6%増)、過去最高の平均利用時間を記録しました。data.aiでは、ChatGPTをはじめとした生成AI搭載アプリやや、ショート動画アプリのTikTokが、アプリ使用時間の世界的な伸びを牽引したのではないかと予測しています。

 

■止まらないTikTokoの熱狂的人気。非ゲームアプリ「10年分」の収益をわずか3か月で稼ぐモンスターアプリに

ショート動画アプリのTikTokは、2023年に、非ゲームアプリとしては類を見ない成長を遂げ、累計消費者支出が100億米ドル(約1兆4,810億円※)に到達しました。これまで、非ゲームアプリが累計消費者支出10億米ドル(約1,481億円※)に到達するには、約10年を要していましたが、TikTokは現在、各四半期ごとの消費者支出が10億米ドルを突破しており。驚異的な成長を見せています。

本レポートの調査対象であるほぼ全ての国、および日本の2023年の「SNSアプリ消費支出ランキング」では、TikTokが1位にランクインしました。          

※共に、2024年1月22日時点のレート

 

■SNSは世界的に”動画ファースト”となる中、日本ではテキストベースのSNSが強い存在感

このように、TikTokは世界的に大きな成長を遂げ、SNS界の勢力図を塗り替えつつあります。世界的に見ると、XやThreadsのようなテキストベースのSNSは、月間アクティブユーザーの推移で見るとマイナス成長の傾向にあります。

一方、日本ではこの傾向と反し、2023年のSNSダウンロード数ランキングではXが5位以内にランクインした世界唯一の国となるなど、独自の傾向が垣間見えました。日本の2023年のSNSダウンロード数ランキングでは、TikTokが堂々の1位、2位にThreads、3位にインスタグラム、4位にLINE、5位にXと、国内ではまだまだテキストベースのマイクロブログ系アプリが人気であることが。また、下記の図からうかがえるように、世界におけるXの平均月間アクティブユーザーは、2023年に減少に転じたにも関わらず、日本では2020年から右肩上がりの状況が続いており、毎月平均4,000万人以上のユーザーがXを利用しています。

 

data.ai(旧App Annie)、Xの利用が世界的に減少に転じるなか、日本では引き続き好調と発表
https://www.data.ai/jp/insights/market-data/state-of-mobile-2024/

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