オーバーラップ、23年8月期決算は最終利益7.7%減の21億6900万円 2期連続の20億円超え 幹事としてもアニメ製作委員会に参加する異色の出版社

オーバーラップの2023年8月期(第12期)の決算は、最終利益が前の期比7.7%減の21億6900万円だった。前の期(2022年8月期)の実績は、最終利益が23億4900万円だった。

同社は、Web漫画誌「コミックガルド」を中心とするコミックのほか、オーバーラップ文庫、オーバーラップノベルなど書籍出版事業を展開している。これ以外にも映像・アニメ事業、音楽事業、ゲーム事業、ポケモン事業などを行っている。

特に映像・アニメ事業に関して、版権を保有する出版社という立場としてだけでなく、製作委員会の幹事として参加することが多々あるなど、他の出版社と異なった姿勢で取り組んでいることが高い収益に繋がっているのかもしれない。

最終利益の推移は以下のとおり。

 

なお、グループ会社のオーバーラップ・プラスの第3期決算は最終損失7400万円だった(前の期は4700万円の損失計上)だった。コンテンツ電子配信サービスを主な事業内容としている。

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