CRI・ミドルウェア、 3Dバーチャルオフィスソリューション「NTT XR Lounge」に「CRI TeleXus」を提供…空間オーディオを実現

CRI・ミドルウェア<3698>は、 NTTコノキューが2023年6月30日より提供している3Dバーチャルオフィスソリューション「NTT XR Lounge(エヌティティ エックスアール ラウンジ「XR Lounge」)」に「CRI TeleXus」を提供したことを発表した。「CRI TeleXus」が持つ空間オーディオ機能により3D空間内でのチームメンバーの遠い・近いなどの位置が音声でも認識できるので、近くにいるメンバーに話しかけやすくなり、自然な会話や意見交換の機会が増え、チームの活性化をもたらす。

 

■出社時のような気軽な会話が可能。3Dバーチャルオフィスサービス「XR Lounge」

「XR Lounge」は、ハイブリッドワークや遠隔組織との協創における「生産性向上」「離職率低下」などの課題を解決する3Dアバターを用いたバーチャルオフィスソリューション。

各自任意の場所で働きながらも、業務で利用するPCの横に置いたスマートフォン、タブレット(*1)からカジュアルな空間に好きな3Dアバターで参加することで、常にチームメンバーを近くに感じながら働き、気軽に話しかけることができる。自身の姿を見せないので余計なストレスもない。みんなの「今」を共有し、ベストなタイミングでコミュニケーションができるため、社員の心理的安全性を高め、「ちょっとした相談」や「気軽なアイディアの共有」がしやすい雰囲気を醸成し、生産性・創造性の向上を図る。

ルームや3Dアバターのデザインは順次追加されるので、好みに合わせて選択を楽しむことができる。各企業の希望に合わせてオリジナルルームの制作も可能で、慣れ親しんだ空間、または働いてみたかった理想の空間など1からデザインできる。休憩中やチームの枠を超えたコミュニケーションで利用する空間として「コラボレーションルーム」も準備しており、そこには最大80名まで参加できる。新たな出会いの創出や、自由なアイディア出しなどにも活用できる。

 

※現在の対応機種はiPad, iPhone, Android

 

■「CRI TeleXus」で「XR Lounge」の3D空間でのコミュニケーションを活性化

「CRI TeleXus」は、高機能ボイスチャットをはじめとした様々な機能でオンラインコミュニケーションを拡張するミドルウェアで、「コラボレーションルーム」で使用されている。「CRI TeleXus」の空間オーディオにより、「コラボレーションルーム」内での各メンバーの話が立体的に自然な遠近感をもって再現される。空間の広がりによる開放感を感じながら、リラックスして周りとの会話を楽しめるので、新たなアイディアが生まれやすい環境をつくることができる。

「XR Lounge」で活用されている「CRI TeleXus」の機能には下記のものがある。

・会話の遅延を最小化
ゼロ遅延で音声信号を再生する「SonicSYNC」技術を使用することで、音声遅延を最小化している。遅延が目立ちやすいBluetoothイヤホンを使用しても、テンポよく自然な会話を楽しめる。

・空間オーディオ
「CRI TeleXus」の持つ空間オーディオ技術により、「XR Lounge」のバーチャル空間内で、前後左右さまざまな方向から聞こえてくる声・会話を遠近感をもって再現するので、相手との距離感が掴め、自然な空間の広がりが感じられる。

・多人数ボイスチャット
同時接続人数が数十名の大きなメタバース空間でも、CRI独自の分散型ルーティング技術により、「XR Lounge」内の空間全体の人数規模に関係なく安定した会話が実現できる。

株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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