【ゲーム株概況(11/17)】「未定」としていた期末配当予想を発表のサン電子が急動意　国内証券による保有割合上昇のBOIも買われる　グリーやギークスが安値更新

11月17日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比160.79円高の3万3585.20円で取引を終えた。朝方は売り物が先行したものの、一巡後は米国の追加利上げ観測の後退もあって先物主導で上昇する展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>やケイブ<3760>、フリュー<6238>などが買われた。

また、サン電子<6736>が一時2251円まで買われるなど急動意を見せた。サン電子は、前日11月16日に「未定」として公表していた2024年3月期の期末配当予想を1株当たり40円とすることを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。

楽天証券による保有割合が6.41％から7.41％に上昇したことが大量保有報告書で明らかになったバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>は、一時4320円まで買われる場面があった。

半面、グリー<3632>やギークス<7060>、アエリア<3758>が年初来安値を更新した。

GENDA<9166>やmonoAI technology<5240>の下げもきつい。

任天堂<7974>は、7000円台乗せによる目先達成感もあって、この日は反落した。