オリエンタルランド、9月中間決算は営業利益103%増の770億円と大幅増益 東京ディズニーリゾート入園者増加で 海外ゲスト比率はコロナ前上回る

オリエンタルランド<4661>は、10月30日、2024年3月期 第2四半期累計(23年4月~23年9月)の連結決算を発表し、売上高2843億3000万円(前年同期比39.3%増)、営業利益770億7100万円(同102.9%増)、経常利益777億4500万円(同101.5%増)、最終利益545億4900万円(同106.2%増)だった。

・売上高:2843億3000万円(同39.3%増)
・営業利益:770億7100万円(同102.9%増)
・経常利益:777億4500万円(同101.5%増)
・最終利益:545億4900万円(同106.2%増)

同社では、東京ディズニーリゾート40周年イベントや海外ゲストの増加、期間限定券種の販売などで入園者数が増加したため、としている。上半期の入園者数は、同39.8%増の1250万人と大きく伸びた。ちなみに、海外ゲストの比率は13.0%とコロナ前の比率を上回った。

メンテンナンス費や販売促進費、研究開発費などの諸経費が増えたものの、増収効果で大幅な増益を達成したという。

 

■2024年3月期の業績見通し、上方修正

2024年3月期の業績は、売上高5946億8800万円(前期比23.1%増)、営業利益1467億0900万円(同31.9%増)、経常利益1473億6400万円(同31.8%増)、最終利益1051億8000万円(同30.3%増)、EPS64.20円を見込む。営業利益と経常利益、最終利益をそれぞれ20%従来予想に比べて上方修正した。

・売上高:5946億8800万円(同23.1%増)
・営業利益:1467億0900万円(同31.9%増)
・経常利益:1473億6400万円(同31.8%増)
・最終利益:1051億8000万円(同30.3%増)
・EPS:64.20円

計画に対する進捗率は、売上高47.8%、営業利益52.5%、経常利益52.8%、最終利益51.9%となっている。

・売上高:47.8%
・営業利益:52.5%
・経常利益:52.8%
・最終利益:51.9%