【連載】★スマホesports★戦の時間だバカ野郎! 第47戦「広島でのeスポーツ活動記録メモ」

 

お疲れ様です。板垣です。皆様お元気でしょうか?私は元気です!

広島に移動してからもうすぐ半年が経ちます。

何も無い所から、事務所をゼロベースで立ち上げている感じなので、思ったよりも作業に追われている感はあるものの、おかげさまで日々充実はしております。

ありがとうございます。

さてさて、本日は、我々が最近どんな活動をしてきたのか、備忘録も兼ねたメモです。


●とりあえず何をすれば良いんだろうね●

来たばかりの頃は、何から手を付けたらいいのか手探り状態でした。なので兎にも角にも、まずは広島の現状を知ろうと思いました。

取り急ぎは、現時点で何かお役に立てる事って何か無いだろうか?という話を皮切りに、ご縁のあった、様々な広島の企業様にお伺いし、話を聞かせて頂きました。(貴重なお時間を頂き、ありがとうございました)

電話でのコンタクトのみという会社さんもあれば、公式インスタグラムのアカウントでのメッセージ機能でやりとり、という会社さんまで、様々でした。

結果、反応としては、

「心粋には大変共感するし、eスポーツって言葉は最近聞くから何かやりたい!けど、、、今すぐお金かけて何かやるって感じじゃないなぁ」

という内容が多い印象でした。

まぁ当然ですね。改めて、そりゃそうだよなと。

いずれにせよ、何をするにしても、現時点で具体的な答えがあるわけではないので、とりあえず我々を知ってもらって、応援したいと思ってもらえるように、自ら需要を作り出していこうと決めました。

そして、その為にはまず何をするのが良いのか?という視点で考えるようにしていきました。


●地元の人達の為になる事を勝手にやってみよう●

我々が絶対に役に立てる事、少なくとも邪魔にならない事ってなんだろう?と考えてみたら、それはもう、地元で買い物する事だよねと。なのでとりあえず、少額でもいいから、地元にお金を落とす所からはじめてみる事にしました。

例えば、事務所の内装は地元の内装業者にお願いしました。備品購入やチームグッズ制作など、出来る事はなるべく地元企業に依頼する、という感じで、プライベートも含め、同じような商品があったら、敢えて広島産を買うようになりました。

そして、自身が客として地元の会社さんとの関わりが増える事により、流れで人や会社を紹介して頂いたり、地元情報を教えて頂いたりしていきました。たまに、意見を求められたらそれに答える、というような流れも出てきました。

ありがたい話です。

最近だと、広島に引っ越してきた選手が、気に入った広島産の醤油をtwitterで紹介し、企業さん側がそれに反応してくれたりなど、少しずつ活動が目に入るようになってきました。 

そういう流れが出来てきた経緯もあり、

「それじゃあ、広島名産を我々が買ってきて、eスポーツと絡めて勝手にアピールし始めたら、もっと面白いかも?」

と思いつきまして、とりあえずやってみる事にしました。

 

●大会を開催して広島名産品を賞品として配ってみた●

というわけで、トーナメント大会を開催し、その賞品として広島名産を配ってみる事にしたわけです。
賞金や、オフィシャルゲームグッズに織り交ぜながら、しれっと広島名産を忍ばせるのがミソですね。
あとは、選手だけでなく視聴者イベントとして、視聴者にも広島名産を配ったりしました。 

何度か大会をやってみたのですが、これが結構良かったです。(大会によっては同時接続者数2000人弱くらいでした)

広島でしか売ってないモノはもちろん珍しがられますし、「東京でも見かけるけど実は広島で作られていたモノ」の紹介も、「そうだったのか!」という新しい体験を生みました。(八天堂が広島の会社という事が意外と知られてなかったり)

しかも、広島名産を受け取った人が、twitterで報告を上げたりもしてくれるようになりました。とてもありがたいですね。 


●オンライン上のカジュアル配信イベントでも広島名産品を配ってみた●

広島名産配りに味をしめた我々は、大会とは別軸のイベントも定期開催するようにしてみました。

選手とコミュニケーションが取れるラウンジ生配信で、視聴者とお客さんが会話しながら、カジュアルなゲーム対決をして、良い成績を治めた人に、広島名産を送るような形です。

これも結構反応が良かったです。

「自分で買う程欲しくはないが貰ったら嬉しい商品」という品揃えになっており、それをノーリスクでゲット出来るわけだから、メリットしかないよなと。

そこから、使ったり食べたりしてみて、「こりゃ良い!」となって、今度は自分でも買いたくなってくれたら面白いですよね。 

そして今後、こういった大会や配信の流れから、名産品を購入したくなるような導線が作れようになってきたら、だいぶコンテンツとしての価値が出てくるなと思いました。

●すると少しずつ変化が●

上記のような活動を続けていたら、「ちょっと気になったので声を掛けてみました」という感じで、少しずつメディアや企業から連絡を貰えるようになってきました。

ありがたい話です。(そして、お金も少し動きそうな話もチラホラ聞くようになってきました)

あと先日、中国地方のイベントにesports軸のパネリストとして呼んで頂けたりもしました。 


とりあえず一旦は、地元で「色んな広島名産を自腹で買ってきて、eスポーツと絡めてアピールしていく」という勝手に観光大使的なスタイルを続けつつ、世界大会や全国の大会などで活躍出来るように頑張る、というような活動をしていくことで、皆から応援して頂けるよう目指したいと思っております。


●隠れた「広島名産」募集●

現状は、私や選手達の方で「こりゃ良い商品だわ」と思ったモノを勝手に購入して、勝手にPRしている状況です。

もし私がまだ気づいてない広島名産、オススメの名産品などありましたら、是非ともご紹介ください。買いに行きますけぇ。

あと、上記の活動に共感してくれる企業様がもしおりましたら、お気軽にご連絡頂けると嬉しいです。色々相談させてください。

ってな感じで、引き続きよろしくお願いします!!

 

●人材を緩めに募集してます●

広島在住の方で、下記の人材を募集しています。
・普段からtiktokのヘビーユーザーで企業のtiktok運営もやってみたいという16歳以上の人

もし興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。
(https://ixa.yarukiman.com/ 最下のお問い合わせフォームから)

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【過去記事アーカイブ】

第46戦「広島県とeスポーツの話」
第45戦「続:実際に勝敗予想しながらゲーム大会を観戦したらめちゃめちゃ面白かった件」
第44戦「勝敗予想しながらゲーム大会を観戦するのが思ったよりも面白い件」
第43戦「eスポーツはスポーツなのか?という話に関して」
第42戦「プロゲーマーの一日の過ごし方」
第41戦「プロゲーマーってどうやってなるの?」
特別戦「【みんなで対戦!25パズル】というゲームをリリースしました」
第40戦「TEAM iXA 選手紹介シリーズ⑤『じゃじい』」
第39戦「TEAM iXA 選手紹介シリーズ④『剛田』」
第38戦「『ポイッターズポイント』というゲームを知っていますか?」
第37戦「アフターコロナの世界(TEAM iXA 選手紹介シリーズ③『稲葉』)」
第36戦「TEAM iXA 選手紹介シリーズ②『Gunfight』」
第35戦「TEAM iXA 選手紹介シリーズ①『ストーム久保』」
第34戦「新型コロナウイルスとesports」
​第33戦「他スポーツから学ぶesportsの今後」
​第32戦「配信外で起きていたドラマの話」
第31戦「【Gunfight】選手の参戦!」
第30戦「新スポンサー【Lenovo】様!!」
第29戦「HADOのプロリーグと、BBTAGに参戦します!」
第28戦「新スポンサー【3R】様!!」
第27戦「esportsとシニア世代と今後の話」
第26戦「TEAM iXAを発足したぞ!」
第25戦「ももち選手が賞金を満額もらえなかったのはなぜなのか?」
​第24戦「オッサンから見た、クラロワリーグの話」
第23戦「日本と韓国とesportsと!」
第22戦「EVO2018に行ってきたよ!」
第21戦「ファイトクラブで体験した、人間模様とドラマ」
第20戦「クラロワリーグに参戦するぞー!」
第19戦「ゲームのプロライセンスに関して」
第18戦「CanadaCup2017を通して、思ったこと」
第17戦「東京ゲームショウ2017に行って思ったこと」
第16戦「プロゲーマーのセカンドキャリアに関して」
第15戦「フランスのESWCに参加してきた!」
第14戦「社内でガチの大会やってみたら、どうなるか?」
第13戦「esportsの、本質的な価値って何だろう」
第12戦「プロゲーマーに関して」
第11戦「闘会議2017に行ってきた」
第10戦「e-sportsの賞金大会に関する謎!!」
第9戦「G-Starに行ってきた。~韓国はe-sports先進国~」
第8戦「Nintendo Switchが賛否両論な件」
第7戦「今更だけど、東京ゲームショウに行った時の話」
第6戦「テクノスポーツを体験してきました!」
第5戦「e-sports大会のRAGEに行ってきた!」
第4戦「ポケモンGOをe-sports化したらどうなる?」
第3戦「ゲーム内に大会機能を同梱するのは、e-sports化の近道??」
第2戦「『にゃんこ大戦争』を、もしe-sports化しようとしたら、どうなる??」
第1戦「『クラッシュ・ロワイヤル』はe-sportsタイトルとなりえるのか?」


 

著者
板垣護
ヤルキマントッキーズ株式会社、CEO。プロゲーミングチーム広島TEAM iXAオーナー。Facebookグループesports勉強会管理人。
最近の一言
「選手の一人が『もみじ饅頭』の存在を知らなかった事に衝撃を受けました。ただ、食べさせたらメッチャ美味しいと言ってました。」