【ゲーム株概況(7/31)】1Q好決算発表を材料にカプコンが一時3000円台乗せ 前場引け後に1Q決算発表のマーベラスが後場急落 オルトプラスはS安
7月31日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅反発し、前日比8.88円高の2万2553.72円で取引を終えた。米国のハイテク株安の流れを受けて、国内市場も売り優勢の展開となったものの、日銀が金融政策決定会合でETF(上場投資信託)の買い入れ比率の変更を正式に決定したことで買い戻しの動きが進んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が一時3000円台に乗せるなど大幅反発した。カプコンは、前日7月30日に2019年3月期の第1四半期決算を発表(関連記事)しており、『モンスターハンター:ワールド』の人気継続などで営業利益が前年同期比6.5倍での着地となったことなどが材料視されているようだ。
また、NJホールディングス<9421>が高く、ミクシィ<2121>やモバイルファクトリー<3912>も買われた。
半面、オルトプラス<3672>がストップ安し、アクセルマーク<3624>も大幅続落となるなど、前日7月30日に新作関連の材料が浮上した2社がともに材料出尽くしとみた売り物に押された。
ほか、前場引け後に発表した第1四半期決算がQonQで大幅減収減益となったマーベラス<7844>が後場に入って急落した。
【関連記事】
マーベラス、QonQでは売上高20%減、営業益70%減に フジゲームスに運営移管した『ORDINAL STRATA』の開発費を一括償却
マーベラス、1Qは売上高30%増ながら営業益8%減に 『Fate/EXTELLA LINK』などコンシューマ事業好調 『ORDINAL STRATA』はフジゲームスへ運営移管に
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が一時3000円台に乗せるなど大幅反発した。カプコンは、前日7月30日に2019年3月期の第1四半期決算を発表(関連記事)しており、『モンスターハンター:ワールド』の人気継続などで営業利益が前年同期比6.5倍での着地となったことなどが材料視されているようだ。
また、NJホールディングス<9421>が高く、ミクシィ<2121>やモバイルファクトリー<3912>も買われた。
半面、オルトプラス<3672>がストップ安し、アクセルマーク<3624>も大幅続落となるなど、前日7月30日に新作関連の材料が浮上した2社がともに材料出尽くしとみた売り物に押された。
ほか、前場引け後に発表した第1四半期決算がQonQで大幅減収減益となったマーベラス<7844>が後場に入って急落した。
【関連記事】
マーベラス、QonQでは売上高20%減、営業益70%減に フジゲームスに運営移管した『ORDINAL STRATA』の開発費を一括償却
マーベラス、1Qは売上高30%増ながら営業益8%減に 『Fate/EXTELLA LINK』などコンシューマ事業好調 『ORDINAL STRATA』はフジゲームスへ運営移管に
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844