ゲームソフトの受託開発大手のトーセ<4728>は、1月12日、第1四半期(2017年9~11月)の連結決算を発表し、売上高7億1700万円(前年同期比28.0%増)、営業損益4700万円の赤字(前年同期9200万円の赤字)、経常損益3600万円の赤字(同4200万円の赤字)、最終損益3800万円の赤字(同5200万円の赤字)と増収・赤字幅縮小となった。『ドラゴンクエストライバルズ』の開発会社として決算が注目されていたが、引き続き赤字だった。
同社では、スマートフォンゲームの運営業務を着実に遂行したことなどにより増収となったものの、顧客と取り決めた開発スケジュールの関係上、売上の計上時期が第2四半期以降に集中していることから引き続き赤字だった。開発完了タイトル数は、家庭用ゲーム機向けが1タイトル、パソコン向け1タイトル、携帯端末向け6タイトルの合計8タイトルとなった。
ゲームソフトのジャンル別の内訳は以下のとおり。
・家庭用ゲームソフト:スマートフォン向けゲームの開発依頼の増加に伴い、適切な人員配置を行うべく、モバイルコンテンツ関連に多くの開発人員を投入した結果、売上高1億31百万円(前年同期比26.0%減)だった。
・モバイルコンテンツ:スマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行し、運営売上が大幅に伸長した結果、売上高4億9400万円(前年同期比58.1%増)だった。
・パチンコ・パチスロ関連:は、規制強化の影響により引き続き厳しい受注環境が続いたものの、売上高は4100万円(前年同期の売上はない)だった。
赤字幅が縮小したが、これは東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資の費用計上がなくなったことによる。
続く2018年8月通期は、売上高56億5400万円(前期比20.2%増)、営業利益5億1000万円(同65.7%増)、経常利益5億5300万円(同36.2%増)、最終利益3億0800万円(同47.1%増)を見込む。
同社では、スマートフォンゲームの運営業務を着実に遂行したことなどにより増収となったものの、顧客と取り決めた開発スケジュールの関係上、売上の計上時期が第2四半期以降に集中していることから引き続き赤字だった。開発完了タイトル数は、家庭用ゲーム機向けが1タイトル、パソコン向け1タイトル、携帯端末向け6タイトルの合計8タイトルとなった。
ゲームソフトのジャンル別の内訳は以下のとおり。
・家庭用ゲームソフト:スマートフォン向けゲームの開発依頼の増加に伴い、適切な人員配置を行うべく、モバイルコンテンツ関連に多くの開発人員を投入した結果、売上高1億31百万円(前年同期比26.0%減)だった。
・モバイルコンテンツ:スマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行し、運営売上が大幅に伸長した結果、売上高4億9400万円(前年同期比58.1%増)だった。
・パチンコ・パチスロ関連:は、規制強化の影響により引き続き厳しい受注環境が続いたものの、売上高は4100万円(前年同期の売上はない)だった。
赤字幅が縮小したが、これは東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資の費用計上がなくなったことによる。
■2018年8月通期の見通し
続く2018年8月通期は、売上高56億5400万円(前期比20.2%増)、営業利益5億1000万円(同65.7%増)、経常利益5億5300万円(同36.2%増)、最終利益3億0800万円(同47.1%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高56億6200万円、営業利益4億6900万円、経常利益5億500万円、最終利益3億1000万円(2022年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728