日本アジア投資、第3四半期は営業利益17億円と黒字に転換…IPOの活況でキャピタルゲインが大幅に増加

独立系VC大手の日本アジア投資<8518>は、本日(2月5日)、第3四半期(2013年4~12月期)の連結決算を発表し、営業収益72億9800万円(前年同期比86.8%増)、営業利益17億1000万円(前年同期1億5600万円の赤字)、経常利益12億4700万円(同7億6000万円の赤字)、四半期純利益6億8600万円(同10億0800万円の赤字)だった。

 


同社では、国内3社、海外4社の合計7社(前年同期は国内8社、海外3社の合計11社)と、社数では減少したものの、株式市場の活況に伴い、新規IPO株式の売却額が増加し、営業投資有価証券の売却高は62億5000万円(前年同期比93.9%増)、売却益である実現キャピタルゲインは34億5100万円(同91.1%増)となった。

なお、2014年3月期の業績予想は非開示。株式市場等の変動要因による影響が極めて大きく、合理的な業績予想が困難のため。