リンクトブレインとMBSD、ソーシャルゲームに特化したセキュリティ診断サービスを開始

リンクトブレインと、三井物産セキュアディレクション(MBSD)は、ソーシャルゲームに特化したセキュリティ診断サービス「LBCheck!」を展開するための事業提携を行い、2月よりサービス提供を開始すると発表した。 これはSNSで提供されるゲームを対象に、ブラウザまたはAndroid/iOSゲームに潜むセキュリティ上の欠陥を検出し、その原因と、そこから想定される影響・被害および対策を開発会社に報告するサービス。プログラムがセキュアであるかどうかを診断するWebアプリケーション診断に加え、他者への迷惑行為やゲームロジック/ゲームバランス崩壊につながる問題を中心に診断を実施する。個々のゲーム性に応じて都度診断項目の洗い出しとテスト内容を選定し診断する。 現在、様々なタイプのソーシャルゲームが数多くリリースされる一方、人気カードゲームのレアカード不正複製問題など、ゲームのセキュリティ上の欠陥を悪用することによる被害が拡大している。また、Webシステムを対象に行われているセキュリティ診断では、必ずしもソーシャルゲームに対応した診断内容になっておらず、ソーシャルゲームに即したセキュリティ診断へのニーズが強いと判断したようだ。 なお、2013年6月末まで「ソーシャルゲーム安心キャンペーン」を展開し、先着10社に対しカードバトルゲーム(ブラウザタイプ)の診断を特別価格50万円で提供する。両社では、サービスを通じてソーシャルゲーム開発事業者とSNSプラットフォーマーから初年度30タイトル、5000万円の売上を目標としているとのこと。     サービス紹介サイト