ニフティ、第3四半期は減収・営業増益…ISP落ち込むもクラウドとWEBサービスが伸長

ニフティ<3828>が1月24日に発表した第3四半期(2012年4~12月期)の連結決算は、売上高602億円(前年同期比14.6%減)、営業利益42億円(同3.4%増)、経常利益39億円(同0.7%減)、四半期純利益21億円(同8.8%増)だった。

 

 

主力のブロードバンド会員の減少やナローバンドの利益率低下によりISP事業が減収減益となったものの、WEBサービス事業では選択と集中によるコストダウン、クラウド事業については、「ニフティクラウド」の売上高が伸び、主力事業の落ち込みをカバーした。

セグメント別の損益は、ISP事業が売上高479億円(同19.6%減)、営業利益51億円(同9.7%減)、WEBサービス事業が売上高96億円(同5.8%増)、営業利益4億円(同863.5%増)、クラウド事業が売上高26億円(同51.5%増)、営業利益4億円(同57.1%増)だった。

 

■2013年3月期の見通し

2013年3月期は、売上高800億円(前期比13.0%減)、営業利益55億円(同2.4%増)、経常利益53億円(同0.4%増)、当期純利益27億円(同8.2%増)を見込む。