角川GHDとドワンゴ、広告サービスの合弁事業で合意…紙とネットを融合した広告を開発

角川グループホールディングス(GHD)<9477>と、ドワンゴ<3715>は、12月25日、広告サービスを共同展開することで基本合意したことを明らかにした。両社は資本・業務提携のもと、デジタルコンテンツの販売などで提携しているが、今回の協業はその一環となる。 角川GHDがドワンゴの子会社で、広告代理業を手がけるスカイスクレイパーの株式の60%を取得して子会社化し、2013年3月にスカイスクレイパーを「スマイルエッジ」社名変更する。その上で、角川GHDとドワンゴ両社のリソースを活用しながら新しい広告企画の制作や販売事業を行う。 紙媒体の広告収入が長期的に売上減少となる一方、ネット広告売上が急激に増加する中、豊富なコンテンツと情報編集力を有する角川GHDと、ネット事業における豊富なノウハウを有するドワンゴのリソースを活用し、紙とネットが融合した新しい広告サービスを開発する、としている。