NTTが光回線を最大4割値下げ 12月29日付けの新聞記事(1)

 12月29日付けの日本経済新聞朝刊は、NTT<9432>が来年4月をめどに「フレッツ光」の料金を最大で4割近く下げる方針を固めた、と報じている。

 報道によれば、新料金は月3000円前後とし、通信量が増えると料金が上がる従量制を採用するが、上限は5800円前後に収まるようにする、とのこと。さらに、他社に光回線を貸し出す際の卸料金である「接続料」も今後3年で25%程度下げる方向で調整に入ったという。NTT東の光ファイバー一単位当たり4610円だったが、2013年度までに段階的に引き下げて3500円にするようだ。

 日本経済新聞では、消費者向けと事業者向けの料金引き下げで新規加入の拡大を促し、政府や他の通信会社から出ている料金の高止まり批判をかわすのがNTTの狙い、としている。