ソニックムーブ、FlashをHTML5に変換するサービス「JswfPlayer」の提供開始

ソニックムーブは、10月17日よりiPhoneなどでSWFファイルをHTML5に動的変換できるWebサービス「JswfPlayer」の提供を開始したことを明らかにした。 このサービスを導入することで、フィーチャーフォン向けに作られたソーシャルゲームやFlash広告などのSWFファイルを、iPhoneなどの”Flash非対応の端末”向けに再利用できるようになる。また、これまで蓄積してきたFlashに関するノウハウを新しいデバイスにおいてもそのまま活かすことができる、としている。 同社ではサービスの特徴として以下の点があると説明している。 1. 再現力の高さ … Flashの表現を損ねることのない描画、動作を実現。 2. 導入のしやすさ … HTML上に2行のコードを記述するだけ。開発の手間は不要。 3. 汎用性の高さ … ソーシャルゲームやキャンペーンサイトなど多くのサービスで利用可能。 4. コストパフォーマンスの良さ … 6,800円~という手頃な料金設定。 5. 「100%」自社開発 … 顧客のニーズ、市場環境に合わせた柔軟な対応が可能。 ソニックムーブでは、8月15日をもって、Android向け「Flash Player」の新規インストールができなくなり、今後、モバイル市場では、Flash非対応の端末”が増えていくことが確実視されていると指摘。こうした状況のなか、Flashが持つ表現力、コンテンツの資産価値に再着目し、今回、開発に至った、としている。 本当に動作するのか、疑問を持つ方もいるかもしれないが、具体的な導入事例がある。現在、「Ameba」上で運営されているソーシャルゲーム「海の上のカメ農園」(会員数約150万人)で用いられており、興味のある方は確認してみてほしい。7月の社内リリース以来、自社開発ならではのきめ細かいアップデートを随時実施し、ゲームの魅力を損なわない表現レベルに達することができたとのこと。     なお、利用料金は、「JswfPlayer」を介した再生回数に応じた2種類のプランが用意されている。。現在、オープニングキャンペーンとして、通常に比べて手頃な価格になっている。「ライトプラン」が初期費が通常2万9800円のところ、1万4800円、利用費が通常1万2800円のところ6800円で提供する。また「スタンダードプラン」は、初期費が通常4万9800円のところ2万4800円、利用費が通常5万9800円のところ3万4800円で提供する。   ■関連サイト 導入事例「海の上のカメ農園」  「JswfPlayer」紹介ページ/ ※手持ちのSWFファイルを用いて、「JswfPlayer」での動作を無料が確認できる。上記ページから申し込める。