アクセルマーク、インディソフトウェアを買収…ネイティブアプリや海外展開を加速へ

アクセルマーク株式会社アクセルマーク<3624>は、本日(6月4日)、インディソフトウェアの株式と新株予約権付社債を取得し、子会社化することを明らかにした。筆頭株主であるグロービスの運営するファンド「Globis Fund III」と、代表取締役社長の野津 幸治氏から合わせて普通株式2631株(発行済み株式の66.08%)を3600万円で取得する。また「Globis Fund III」から無担保転換社債を5040万円で取得する。

インディソフトウェアは、コンソールゲームやソーシャルゲームの企画・開発も行っている。近年の開発実績は、PS3と Xbox 360向け街づくりシミュレーションゲーム「街 ing メーカー4」や愛犬と愛犬家のためのスマートフォンアプリ「One Love Town」などがあり、ソーシャルゲームについては『マリー・エリーのアトリエ』や『モデ★カレ 恋する編集ライフ』『Your Golf for GREE』『かんたんゴルフ』などがある。このほか、各種システム開発も手がけているという。

今回、アクセルマークでは、インディソフトウェアを子会社化することで、コンシューマーゲームやソーシャルゲームの企画・開発を行なってきたスタッフが獲得することができる。今後、iOSやAndroid OSに対応したネイティブアプリの開発を行うとともに、マルチプラットフォーム展開、グローバル展開を加速する方針。

なお、アクセルマークの業績に与える影響については、第3四半期業績に与える影響は軽微だが、第4四半期から貢献する見込みだという。第4四半期の業績予想は8月上旬に発表する予定。

インディソフトの業績推移は以下のとおり。