メディアシーク、フィーチャフォン向け不振で減収・赤字転落…スマホ向けのサービスも拡大中

メディアシーク<4824>は、本日(6月1日)、2012年7月期の第3四半期決算を発表し、減収・赤字転落となった。売上高10億7800万円(前年同期比17.9%減)、営業損益8300万円の赤字(前年同期1300万円の黒字)、経常損益8300万円の赤字(同1200万円の黒字)、四半期純損益6100万円の赤字(同2500万円の赤字)だった。     全事業セグメントで減収減益となった。とりわけ、フィーチャフォンからスマートフォンに移行が進む中、フィーチャフォン向けサービスが低迷したようである。携帯電話向けバーコードリーダーのライセンス販売を行うサービス開発事業のセグメント利益が54%減の2700万円、システムコンサルティング事業のセグメント利益が21%減となったことが影響したようだ。 ただ、スマートフォン向けコンテンツも順調に進んでいる。スマートフォン向け「バーコードリーダー/アイコニット」は、配信開始から70万件を超えるダウンロードとなったほか、「スーパーボディ」、「Beauty マクロビオ!」、「週刊プロレスmobile」、「東スポ芸能」、「顔層筋セルフメソッド 」などスマートフォン向けコンテンツの提供を開始している。   ■2012年7月期の見通し 2012年7月期は、売上高14億円(前期比18.4%減)、営業損益1億6700万円の赤字(前期2400万円の黒字)、経常損益1億9500万円の赤字(前期2800万円の黒字)、当期純損益2億0300万円の赤字(同1100万円の赤字)を見込む。