3月7日付けの日本経済新聞朝刊は、「クイックサーベイ」で、SNSの実名利用に関する調査結果を発表した。
発表によれば、SNS利用者は41%で、そのうち実名で利用すると回答した人が約3分の1(全体の13%)で、匿名での利用が多数派だったとのこと。匿名で使う人に理由を聞いたところ、トラブルのリスクを減らすため、知人に知られたくないなどを理由に挙げたという。
また、実名SNSの今後の普及に関する質問については、SNS未利用の人を含めた全体の39%が今後、SNSの実名利用が広がるとみる一方、広がらないと考える人が36%となり、ほぼ拮抗。
日本経済新聞では、現在の勢いだとFacebookは年内に国内利用者が1000万人を超えてもおかしくはなく、日本でSNSの実名利用は広がらないという神話が崩れつつあるのかもしれないと指摘している。
なお、この調査は、日本経済新聞がマクロミルを通じて2月25日~27日の期間、20歳以上を対象に実施したもの。インターネット調査で、有効回答数は1032件。