ファンコミュニケーションズ、未上場会社株式を売却…特別利益4.6億円計上し上方修正

ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(3月30日)、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、特別利益4億6000万円が発生する見込みになった、と発表した。 本日付で非上場有価証券を売却することに伴い、4億6000万円の売却益が発生する見込みになった、としている。発行会社と事業領域が重複することやグループ全体の事業の効率化、経営資源の集中化の観点から決定したという。 同社では、2月28日付でエルピーダメモリが会社更生手続きを開始したことを受けて、債権1億2000万円について取立不能になる可能性があるとし、特別損失が発生する見込みだった(関連記事)が、今回の売却益で相殺されて上方修正となった。 同社の発表した2012年12月期の連結業績予想は、純利益を9億8600万円から13億4100万円に引き上げた。36%の上方修正となった。売上高123億8000万円、営業利益16億9600万円、経常利益17億5000万円は変わりはない。