携帯電話向けコンテンツのエイチームが4月4日に東証マザーズに上場!

iPhone「ダークサマナー」やスマートフォン用麻雀ゲームアプリ「麻雀 雷神」が絶好調のエイチームの上場が決定した。東京証券取引所は、この日(2月29日)、エイチームの東証マザーズへの上場を承認する、と発表した。上場日は4月4日で、市場コードは「3662」。主幹事は、大和証券キャピタル・マーケッツ。 エイチームは、1997年、代表取締役社長の林高生氏の個人事業としてスタートし、2000年より岐阜県で有限会社エイチームとしてモバイルコンテンツの受託開発を手がけるようになった。その後、2004年11月に、株式会社に組織変更した。その後、名古屋に拠点を移した後、順調に業容を拡大させ、2008年9月にEZアプリ初のMMORPG「エターナルゾーン」をリリースし、2009年以降、「mixi」や「GREE」、「Mobage」でソーシャルゲームをリリースしている。 主な事業内容は、ゲームやデジタルコンテンツの企画・開発、運営を行うエンターテインメント事業と、比較サイトや情報サイトを運営するライフサポート事業からなる。 携帯公式サイトでは「エターナルゾーン」や「ミリオンヴァーサス」などMMORPGなどを展開しており、ソーシャルゲームについては「無限マラソン」、「エターナルゾーン-エバンの聖戦-」、「AKBステージファイター」を運営している。 近年、スマートフォンアプリについても注力している。「エターナルゾーン」や「ミリオンヴァーサス」のほか、200万ダウンロードを誇る「麻雀 雷神」を展開している。最近ではApp Storeトップ無料1位を獲得した「ダークサマナー」が記憶に新しい。 ライフサポート事業では、女性向けの生活情報サイトや、自動車買取・引越し査定などの比較サイトなどを運営している。   ■直近の業績について 直近の業績は、2011年7月期は、売上高40億6400万円(前期比15.5%増)、営業利益4億4800万円(同82.7%増)、経常利益4億4600万円(同56.2%増)、当期純利益2億5800万円(同334.3%増)だった。 エンターテインメント事業は、売上高24億9900万円(同5.4%増)、セグメント利益7億0500万円(同25.5%増)だった。公式サイトの収益が伸び悩む一方、「GREE」や「Mobage」を中心にソーシャルゲームやスマートフォンアプリを積極的に投入した。 ライフサポート事業は、売上高15億6400万円(前期比36.6%増)、セグメント利益1億7800万円(同95.1%増)だった。引越し価格の比較サイトや、中古車買取査定サイト、結婚式場の情報サイトが好調に推移した。   ■調達した資金について 上場に伴い、普通株式30万株を発行する予定。新株発行に伴う手取り概算額3億0700万円と、第三者割当増資に伴う手取り概算金4700万円で、合計約3億5400万円を調達する予定。調達した資金の使途については、人材の採用人人件費に8000万円、サービスにかかる広告宣伝費に2億7400万円を充当する予定。   後日、きちんとした紹介記事をまとめたい。とにかく、おめでとうございます!
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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