ネクソン、2011年12月期は営業益29%増の380億円…『メイプルストーリー』と『アラド戦記』中心にオンラインゲーム好調

ネクソン<3659>は、本日(2月14日)、2011年12月期の連結決算を発表し、売上高25%増、営業利益29%増と増収増益を達成した。全世界で配信中の『メイプルストーリー』と『アラド戦記』の売り上げが過去最高となるなど好調に推移したことが主な要因だった。地域別では、日本、韓国、中国での収益が伸びた。 会社側の発表した決算は、売上高876億円(前期比25.6%増)、営業利益382億円(同26.7%増)、経常利益369億円(同29.6%増)、当期純利益257億円(同19.0%増)だった。     同社によれば、2大タイトルである『メイプルストーリー』と『アラド戦記』が引き続き売上を伸ばしており、今期はサービス開始以来最高の売上高となった。両タイトルで全世界の売上高の約58%を占めたという。このほか、『サドンアタック』、『マビノギ』、『カウンターストライクオンライン』、『カートライダー』、『アトランティカ』、『コンバットアームズ』も売上高を伸ばし、このうち5タイトルが過去最高の売上高を達成した。   ■2012年12月期の見通し 2012年12月期については、売上高1020億円(前期比16.5%増)、営業利益452億円(同18.3%増)、経常利益458億円(同24.2%増)、当期純利益335億円(同30.1%増)と予想している。  

  また、第1四半期(1-3月期)は、売上高241億円(同15.9%増)、営業利益104億円円(同11.5%増)、経常利益105億円(同3.6%増)、四半期純利益77億円(同1.8%増)を予想している。     これまで蓄積してきた安定したゲーム運用経験をもとに、既存の主力ゲームタイトル「メイプルストーリー」や「マビノギ」、「ダンジョン・アンド・ファイター(日本名:アラド戦記)」などを中心に継続的な事業規模の拡大を図っていくとともに、既に確保しているユーザー層を基盤とした新規ゲームタイトルのサービスも開始する。 また、スマートフォンやタブレットなど、新しいデバイスとプラットフォームへ向けた新規ゲームタイトルのサービスも開始することで、事業の成長を加速していく計画。
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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