BBタワー、第2四半期の経常益予想を27%上方修正…減価償却や電気代などが想定下回る

ブロードバンドタワー<3776>は、本日(1月27日)、第2四半期累計(2011年7~12月期)の連結業績予想について、売上高予想の下方修正を行う一方、営業利益、経常利益、純利益の上方修正を行った。電気代の値上げが上半期に実施されなかったことに加え、データセンターサービスにおける電気代の低減、外部業務委託費などの販管費の低減などを行ったことが奏功した、としている。 また、売上高を下方修正したのは、「Isilon シリーズ」のストレージ機器販売で、一部顧客の商流が変更したことに加え、連結子会社のビービーエフが展開するファッションブランドのECシステム構築支援・運用サービスで一部ブランドで東日本大震災の影響が根強く残ったため。 なお、同社の修正した第2四半期累計(2011年7~12月期)の連結業績予想は、売上高79億0900万円(前回予想80億5000万円)、営業利益3億1300万円(同2億5000万円)、経常利益3億0400万円(同2億4000万円)、四半期純利益1億1600万円(同1億円)とした。修正率は、売上高1.7%減、営業利益25.4%増、経常利益27.0%増、四半期純利益16.9%増だった。     2012年6月期の業績予想については変更はなし。「Isilonシリーズ」のストレージ機器販売計画の見直しや、電力会社による企業向けの電気代値上げの動向が不明確であることに加え、上半期に使用予定だった販管費・原価の一部が第3四半期以降に発生する見込みであるため、的確な予想が困難なため。