決算

ポールトゥウインHD、ソーシャルゲーム関連の受注伸び3Q営業益9.5億円…前期通期実績を上回る

ポールトゥウィンホールディングス株式会社

ポールHD

2011.12.08 17:28

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は、本日（12月8日）、第3四半期累計（2-10月期）の連結業績は、売上高61億8300万円、営業利益9億5500万円、経常利益9億6600万円、四半期純利益5億2400万円だった。2011年1月期の実績は、売上高68億6500万円、営業利益7億7000万円、経常利益7億6900万円、当期純利益3億8100万円で、第3四半期段階での利益は前期通期実績を上回っている。

同社では、新型ゲーム機の発売に伴い、家庭用ゲームソフトのデバッグ受注が増加したことに加え、ソーシャルゲームのデバッグに係る受注も好調に推移した、としている。さらにソーシャルゲームについては、ユーザーサポートの受注も増加したとのこと。事業セグメント別の状況は、デバッグ・検証事業の売上高は44億5900万円、営業利益8億9700万円だった。またネット監視事業は売上高17億1600万円、営業利益2200万円だった。

■2012年1月期の見通し

2012年1月期の見通しは、売上高77億3300万円（前期比12.6％増）、営業利益9億9800万円（同29.5％増）、経常利益9億9600万円（同29.5％増）、当期純利益5億4100万円（同41.8％増）を見込む。

同社では、ソーシャルゲームのデバッグ、ユーザーサポートの受注が急増しており、事業所の移転・拡張などにより、受注拡大に備えた体制構築を進めていく方針。このほか、顧客の海外展開に対するサポートを強化するため、英国ロンドンへPole To Win Americaの欧州支店を設置し、サービスのグローバル化対応の準備も行う、としている。