【ワークポート調査】10月のIT業界の採用動向はSIer、NIerともに求人が増加

IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2011年10月のIT(自社開発/SIer/Nier)業界の採用動向について、SIer、NIer共に求人は増加傾向にある、と発表した。 SIerでは、アサインする案件の増加に伴ってエンジニア職を中心に求人数の増加が見られたとのこと。Web系システムを受託・開発する企業が増えていることから、「C++」「C#.net」などの言語も含めたオブジェクト指向での開発経験が求められているという。 また、NIerの求人増加は、直接請負の大手企業が中心。これから中小企業へと仕事が流れていくに従って、さらなる求人増加が期待できる、としている。インフラの構築経験を要する求人が約80%を占め、保守・運用経験しかない求職者には厳しい状況になっていると指摘している。 今後の見通しについて、ワークポートでは、自動車関連やデジタル複合機関連、医療系機器など多岐に渡る業界でコンスタントな増加を見せた組み込みエンジニアの求人では、総じて「C」や「C++」での開発経験が求められているとのこと。 OSは異なるものの「C++」での開発経験がポイントとなるため、今後は組み込みエンジニアから業務系システムやソフトウェアといった開発エンジニアへの転身もしやすくなっていく、との見方を示した。   ■関連サイト IT転職ナビ IT・インターネット・ゲーム業界転職支援