セルシスとエイチアイ、共同持株会社を設立して経営統合…スマホやタブレットの普及に対応

セルシス<3829>とエイチアイ<3846>は、本日(11月25日)、共同株式移転により経営統合を行うと発表した。両社の完全親会社となる持ち株会社アートスパークホールディングを設立する。 今回の経営統合について、セルシスはフィーチャーフォンのアプリケーション、エイチアイはミドルウェアを事業領域とし、スマートフォンやタブレット端末の普及に対応するため、技術力やビジネスポジションの面で相乗効果のあると判断した、としている。 両社研究開発の共同化や要素技術の相互利用などにより、リッチグラフィックコンテンツやユーザーインターフェースの制作から流通に関わるソリューションの開発と提供を行っていく予定。 2012年1月26日開催予定のセルシスの定時株主総会と、同日開催のエイチアイ臨時株主総会での承認が前提となる。3月28日に上場廃止となり、共同持株会社は4月2日に設立され、東京証券取引所に新規上場する予定。 なお、セルシス1株に対して共同持株会社の株式100株を、エイチアイ1株に対して共同持株会社の株式105株をそれぞれ割当てる。