ザッパラス、第1四半期は課金会員の減少で営業益3.8%減・・・前期末比で20万人減少

ザッパラス<3770>が本日(9月2日)に発表した第1四半期(5~7月期)の連結業績は、売上高28億4600万円(前年同期比0.3%減)、営業利益7億8600万円(同3.5%減)、経常利益7億6800万円(同3.8%減)、四半期純利益4億5400万円(同3.9%減)だった。     同社によれば、モバイルコマースと携帯電話販売が新調したものの、主力の占いを中心とするモバイルコンテンツが伸び悩んだ。スマートフォンの普及が進む中、公式サイトの会員数にも影響が出てきたようだ。 同社の開示資料によれば、コンテンツ事業では、携帯電話向け公式コンテンツで12サイト、PCコンテンツで42サイトの新規投入を行い、7月末現在の携帯電話向け公式コンテンツは470サイトになった。月額課金会員数は、前年同期(223万人)比で21万人減少の202万人だった。4月末には222万人だったので、第1四半期だけで20万人減らしたことになる。売上高21億0300万円(前年同期比5.0%減)、セグメント利益9億1700万円(同5.9%減)だった。 またコマース事業については、モバイルコマースと携帯電話で構成されているが、スマートフォン対応に注力したとのこと。売上高6億9400万円(前年同期比19.4%増)、セグメント利益4000万円(同32.0%増)だった。   ■2012年4月期の見通し 2012年4月期は、売上高112億円~126億円(前期比5.2%減~6.7%増)、営業利益25億円~30億円(同17.0%減~0.2%増)、経常利益25億円~30億円(同17.5%減~0.3%減)、当期純利益15億円~18億円(同7.2%減~12.5%増)を見込む。