クックパッド、第1四半期はマーケティング支援の売上減少で経常益7.5%減

クックパッド<2193>は、本日(9月2日)、第1四半期(5~7月期)の業績は、売上高8億4400万円(前年同期比15.3%増)、営業利益3億8600万円(同7.5%減)、経常利益3億6000万円(同7.5%減)、四半期純利益2億0100万円(同4.1%減)だった。     「クックパッド」の月間利用者数は、前年同月比18.1%増の1115万人と堅調に推移しており、プレミアムサービス会員数が順調に伸びたものの、マーケティング支援や広告事業が低調だった。主要顧客の食品・飲料業界の一部メーカーが東日本大震災の影響で店頭販促や広告出稿を抑制したことが影響した、としている。 会員事業の売上高は前年同期比51.1%増の5億4200万円、マーケティング支援事業の売上高が同16.4%減の2億2200万円、広告事業が同25.6%減の7900万円だった。 ただし、同社では「生活者視点のメニュー提案や使い方の提案など、価格よりも価値を訴求する需要拡大策に対する食品・飲料メーカーからの関心は高まっているため、今後もレシピマーケティングの浸透が続いていくものと考えております。」としている。   ■2012年4月期の見通し 2012年4月期は、売上高40億円(前期比22.6%増)、営業利益18億7200万円(同14.3%増)、当期純利益10億0200万円(同18.2%増)を見込む。