ACCESS、第2四半期はロイヤリティー収入の大幅減で営業赤字に

ACCESS<4813>が本日(8月31日)に発表した第2四半期累計(2~7月期)の連結業績は、売上高64億0300万円(前年同期比50.7%減)、営業損益4億8200万円の赤字(前年同期14億6400万円の黒字)、経常損益5億5300万円の赤字(同15億0200万円の黒字)、四半期純損益11億1600万円の赤字(同5億4200万円の赤字)だった。     国内フィーチャフォンの出荷台数の減少に伴い、携帯電話向けブラウザソフトのロイヤリティの低迷が響いたようだ。同社の決算説明会資料によれば、研究開発費やその他経費の抑制に成功したものの、ロイヤリティーの売上高は、前年同期の92億8300万円から38億8300万円に、売上総利益は90億4700万円から36億2600万円に低下した。 ただ、特許権のライセンス等によるロイヤリティー収入が計画を上回ったことや、全社的なコスト削減が奏功したことなどにより、従来の業績予想を上回った。従来予想との比較では、売上高が4億0300万円、営業利益9億1700万円、経常利益8億4600万円、四半期純利益7億3300万円上回っている。   ■2012年1月期の見通し 2012年1月期は、売上高170億円(前期比32.3%減)、営業利益16億円(同64.6%減)、経常利益16億円(同62.9%減)、当期純利益2億5000万円(同40.9%減)を見込む。計画を上回って推移しているが、業績予想は従来予想からは変更していない。