テラネッツ、2010年12月期の業績予想を下方修正-3Dコンテンツの制作体制の整備に遅れ

 テラネッツ<2140>は、2月4日、2010年12月期の連結業績予想を下方修正し、売上高5億0700万円(前回予想5億7100万円)、経常損益1億1100万円の赤字(同6300万円の赤字)、当期純損益1億5900万円の赤字(同6700万円の赤字)とした。  同社では、修正の理由について、3Dコンテンツ等の新たな技術に対応するための制作体制の強化が遅れたことにより、既存取引先の取引高がさらに減少した、としている。また、携帯コンテンツ向け素材についても競合の激化による原価率の上昇や高採算商材が低水準にとどまったことも一因。  そのほか、特別損失として、ソフトウェアや老朽化によって使用不能になったサーバ設備の廃棄、鉄道模型事業における貯蔵品の評価損等を計上した。