ニフティ、第2四半期はクラウドや広告ビジネスの拡大で経常益300%増

 ニフティ<3828>の第2四半期累計(4-9月期)の連結業績は、売上高523億2700万円(前年同期比4.9%増)、経常利益17億0300万円(同308.1%増)、四半期純利益8億4500万円(同262.3%増)となりました。  同社では、ISP事業でのFTTHの売上や広告ビジネスが増加したことに加え、コストダウンや拡販比の現象、ニフティクラウドや検索連動型広告等の収益性の高いビジネスが拡大したことが奏功した、としています。ニフティクラウドの利用社数は、前期末比367社増加の462社となった、とのこと。またソーシャルゲーム3タイトルの配信も開始したようです。  3月通期は、売上高1036億円(前期比1.6%増)、経常利益32億円(同22.8%増)、当期純利益16億円(同11.5%増)を見込んでいます。  同社では、IPS事業でのFTTHやモバイル関連売上高が伸びるほか、広告ビジネス、ニフティクラウドの増加を見込んでいるようです。  同時に、配当予想についても、第2四半期末の1株あたりの配当を900円から1000円に、期末配当を900円から1000円に引き上げました。これにより、年間配当は1800円から2000円に増額されたことになります。