ガンホー、第1四半期の営業利益は100%増の105億円…「パズドラ」MAU堅調、「Ragnarok Origin」や「Ragnarok X」も好調持続

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、この日(5月14日)、2021年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表し、売上高291億4600万円(前年同期比45.9%増)、営業利益105億7200万円(同100.6%増)、経常利益109億4100万円(同104.7%増)、最終利益67億7000万円(同99.0%増)と大幅増収・増益を達成した。


売上高:291億4600万円(前年同期比45.9%増)
営業利益:105億7200万円(同100.6%増)
経常利益:109億4100万円(同104.7%増)
最終利益:67億7000万円(同99.0%増)


同社では、引き続き「新規価値の創造」に向けグローバル配信を見据えたゲーム開発に注力すると共に、「既存価値の最大化」を図るため各ゲームのMAU(月次アクティブユーザー数)の維持・拡大やゲームブランドの強化に取り組んできた、としている。

「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)は、新ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、継続的にアップデート及びイベントを実施し、MAUは引き続き堅調に推移した。「パズドラ」は2021年2月20日に9周年を迎えたことから、9周年を記念した様々なイベントを実施し、2021年3月20日に国内累計5700万ダウンロードを突破した。

「ラグナロク マスターズ」は、継続的なアップデート及びイベントの開催で、MAUは安定的に推移している。

新規ゲームについて、2020年6月25日にサービスを開始したNintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム「ニンジャラ」は、コラボレーションイベントやオンライン大会の実施、新マップや新武器の実装、幅広いクロスメディア展開の実施、グッズの販売等、ユーザー層の拡大に取り組んだ。

子会社GRAVITYとその連結子会社が配信している「Ragnarok M: Eternal Love」は継続的なアップデート及びイベントの開催によりMAUは引き続き安定的に推移している。

また、2020年7月7日に韓国でサービスを開始した「Ragnarok Origin」や、2020年10月15日に台湾、香港、マカオでサービスを開始した「Ragnarok X: Next Generation」も好調な売上を継続した。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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