中外鉱業、21年3月期の営業益を0.6億円の赤字から2.7億円の黒字に修正 貴金属活況、「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などアニメグッズ好調

中外鉱業<1491>は、5月13日、2021年3月通期の連結業績予想を上方修正し、売上高394億5200万円(前回予想326億円)、営業利益2億7300万円(同6000万円の損失計上)、経常利益2億2600万円(同1億円の損失計上)、最終利益1億7500万円(同1億2000万円の損失計上)とした。黒字転換となる見通しだ。


・売上高:394億5200万円(前回予想326億円)
・営業利益:2億7300万円(同6000万円の損失計上)
・経常利益:2億2600万円(同1億円の損失計上)
・最終利益:1億7500万円(同1億2000万円の損失計上)


同社では、貴金属事業においては、コロナ禍後のインフレ懸念リスクや、各国の金融緩和政策等を背景に安全資産としての金需要の増加、世界的に進む温暖化防止策による白金族需要の増加等により取引高が増加した、としている。

さらに、コンテンツ事業においても、アニメ関連グッズの販売が好調であった。同社は、『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』『五等分の花嫁∬』『アイドリッシュセブン』などのイベントやグッズなどを手掛けていた。
中外鉱業株式会社

会社情報

会社名
中外鉱業株式会社
設立
1932年5月
代表者
代表取締役社長 芳賀 一利
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
1491
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