フェイス、21年3月期の決算は最終損失2600万円と赤字に 子会社の移転費用やソフトウェアの減損で

フェイス<4295>は、5月12日、2021年3月通期の業績について、最終損益が2600万円の赤字になる見通しと発表した。従来は6000万円の黒字になる見通しとしていた。オフィスの集約化に伴う子会社の事務所移転費用1億3500万円と、固定資産処分損億5800万、収益性が低下したソフトウェアの減損損失1億3700万円を特別損失として計上するため。

ただ、営業利益が7億6300万円(同4億3000万円)、経常利益が8億2100万円(同5億2000万円)となり、営業利益と経常利益は従来予想を上回る。売上高は199億9100万円と前回予想200億円に沿った着地となる。営業利益および経常利益は、レーベル事業において利益率の高い作品の売上が増加したことやポイント事業が好調であったことで、前回発表予想を上回る見込みとなった。


【予想数字】
・売上高:199億9100万円(前回予想200億円)
・営業利益:7億6300万円(同4億3000万円の利益計上)
・経常利益:8億2100万円(同5億2000万円の利益計上)
・最終損失:2600万円(同6000万円の利益計上)


【修正率】
・売上高:0.0%減
・営業利益:77.4%増
・経常利益:57.9%増
・最終損失:143.3%減
株式会社フェイス
https://www.faith.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社フェイス
設立
1992年10月
代表者
代表取締役社長 平澤 創
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
4295
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