ゲーム業界に特化したサイバーセキュリティ企業Ninjastars、Microsoft for Startupsに採択




Ninjastarsは、マイクロソフトが提供する「Microsoft for Startups」に採択されたと発表した。
 

■Microsoft for Startupsとは
世界140カ国以上で展開されているマイクロソフト社が提供する新しい顧客やチャネルパートナーとスタートアップを結び付け、グローバルなエコシステムを作り上げることを目的としたスタートアップ支援プログラム。

独自のイノベーティブなテクニカルソリューションを持つスタートアップ企業の成長促進を目的としており、すでに14を超える国と地域でプログラムが展開されている。
当プログラムに採択したスタートアップ企業は、Azureをはじめとするテクノロジーのサポートに加え、同社のグローバルな営業部門およびパートナーと連携し、事業拡大に適した専用のリソースが提供される。

 
■日本マイクロソフト社との取り組みについて
今回、日本マイクロソフト社が後援し、Ninjastarsが主催するゲーム会社対抗セキュリティコンテスト(CTF)の開催を予定している。

このイベントはCTF(Capture The Flag)を通じて、ゲーム業界におけるセキュリティ意識の向上やチート対策の知見が共有できるコミュニティ作りを目的としている。

イベント概要
開催予定日:2021年5月14日
参加方法:オンライン
内容 :本イベントではUnityで制作した実際のゲームを題材にゲームセキュリティの基本から応用まで 幅広く出題する。


■Microsoft Azure上でのサービス展開について
同社のチート検出製品:Ninja Spyが稼働するインフラとして、マイクロソフト社のクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用している。チート検出製品のバックエンドとして、高いセキュリティを備えた環境であることが、サービスを利用するゲーム企業にとっても高い付加価値になると考えている。
 
 
■Ninjastarsについて
Ninjastarsはオンラインゲームを中心とした脆弱性診断やチート対策等のサービスを提供しているサイバーセキュリティ企業。同社のセキュリティサービスは東証1部に上場されている複数の大手ゲーム企業にも採用されている。