ワンダープラネット、東証マザーズに6月10日に新規上場 『クラッシュフィーバー』や『ジャンプチ ヒーローズ』の開発・運営で知られる

東京証券取引所は、この日(5月7日)、株式会社ワンダープラネットの東京証券取引所マザーズへの新規上場を承認したことを明らかにした。上場予定日は6月10日で、市場コードは「4199」となる。主幹事証券は、大和証券となる。

同社は、愛知県名古屋市を拠点としており、「楽しいね!を、世界中の日常へ。」というミッションを掲げており、スマートフォンを中心としたゲームアプリの企画・開発、運営、販売を行っている。

主なタイトルは、

・『クラッシュフィーバー』
・『ジャンプチ ヒーローズ』
・『おねがい、俺を現実に戻さないで!シンフォニアステージ』
・『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』(繁体字)

などがある。

直近の業績をみると、2020年8月期から連結決算に移行しており、売上高34億3400万円、営業利益3億1200万円、経常利益3億1200万円、最終利益2億2400万円だった。

今期に入ってからの状況を見ると、2月中間期の業績は、売上高18億8100万円、営業利益1億3900万円、経常利益1億4100万円、最終利益1億7600万円となった。 
 


収益のうち、『クラッシュフィーバー』と『ジャンプチ ヒーローズ』が大半を占めている。2020年8月期では、両タイトルの売上が全体の95.0%、2月中間期においては78.5%を占めている。

なお、今回の新規上場を通じて、概算で新株発行で1億1350万円、第3者割当で6796万円の資金調達を行う予定。想定時価総額は

調達した資金は、新規開発タイトルに係る人件費・外注費として、21年8月期中に6550万円、22年8月期に7650万円、そして、借入金返済の一部として2021年7月期3850万円に充当する予定。
ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高34億6400万円、営業利益4900万円、経常利益2800万円、最終損益2億3600万円の赤字(2023年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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