ソニーG、21年3月期のゲーム事業は売上高34%増の2兆6563億円、営業益43%増の3422億円 ゲームソフトとネットワークサービス好調、PS5本体は逆ザヤ

ソニーグループ<6758>は、この日(4月28日)、ゲーム & ネットワークサービス分野 (G&NS分野)の2021年3月期の業績について、売上高が前の期比34%増の2兆6563億円、営業利益が同43%増の3422億円と大幅増収増益を達成したことを明らかにした。
 


同社では、アドオンコンテンツを含むゲームソフトウェア販売の増加に加えて、プレイステーションプラスを中心としたネットワークサービスの増収が主な増益要因となった。

新ハード「プレイステーション5 」(PS5)については、ハードウェアの売上が伸びたものの、製造コストを下回る戦略的な価格設定を行ったことによる損失が発生した。またPS5に関連して販売管理費も伸びた。

ただ、PS5については、周辺機器も含めると利益貢献をしているという。2022年3月期は、ハードウェアのコスト低下もあって、同額程度の利益貢献を見込んでいるそうだ。
 
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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