ビックカメラ、21年8月通期の営業益を150億円から177億円に上方修正…都心部のビック苦戦も郊外型のコジマや日本BS放送が好調

​ビックカメラ<3048>は、4月5日、2021年8月通期の連結業績予想を上方修正し、売上高8660億円(前回予想8960億円)、営業利益177億円(同150億円の利益計上)、経常利益205億円(同170億円の利益計上)、最終利益102億円(同79億円の利益計上)とした。従来予想からの修正率は、売上高が3.3%減、営業利益が18.0%増、経常利益が:20.6%増、最終利益が29.1%増となった。2月中間決算も上方修正した。


【予想数字】
・売上高:8660億円(前回予想8960億円)
・営業利益:177億円(同150億円の利益計上)
・経常利益:205億円(同170億円の利益計上)
・最終利益:102億円(同79億円の利益計上)


【修正率】
・売上高:3.3%減
・営業利益:18.0%増
・経常利益:20.6%増
・最終利益:29.1%増


都市部を主なマーケットとするビックカメラが緊急事態宣言の再発出などにより低迷したものの、巣ごもり需要やテレワーク需要などにより売上が好調であった郊外型のコジマ、そして日本BS放送が伸長したため、としている。