21年2月モバイルゲーム売上ランキングは『PUBG Mobile』が約271億円を稼ぎ首位、『ドッカンバトル』6周年でTOP10復帰【Sensor Tower調査】



米国の調査会社Sensor Towerは、3月10日付けのレポート「Top Grossing Mobile Games Worldwide for February 2021」で、2021年2月のモバイルゲームの売上トップが、テンセントの『PUBG Mobile』になったことを明らかにした。

『PUBG Mobile』の売上は2億5000万ドル(約271億円)で、前年同期比16.2%増となった。同タイトルの収益の約66.5%は中国とそのローカライズ版である『Game For Peace』が占めている。次いで米国が7.4%、サウジアラビアが3%を占めた。

2位は先月より1ランクダウンしたテンセントの『Honor of Kings』となった。売上は2億1850万ドル(約237億円)で、同57.2%増だという。『Honor of Kings』の売上は約95.6%が中国からとなっている。

続いて3位にはmiHoYoの『原神』、4位にポケモンとNianticの『Pokémon GO』、5位にRoblox Corporationの『Roblox』という結果になった。『Roblox』は、同84.8%増の1億160万ドル(110億円)と、コロナ禍を経て大幅な売上増になったとのこと。

その他、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が先月の10位から7位まで上昇、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』8位とTOP10内に復帰、アリババの『Three Kingdoms Strategy』(三国志·战略版)が9位にランクインした。

『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は2月に6周年を迎え、様々なキャンペーンを実施していた。またアリババの『Three Kingdoms Strategy』(三国志·战略版)は、コーエーテクモゲームスがライセンス供与を行っており、『三國志 13』をベースに開発したタイトルとなる。三国志の本場である中国で多くの支持を集めているようだ。

今回のApp Storeランキングでも4位まで浮上しており、『原神』にあと一歩まで迫っている。

「Top Grossing Mobile Games Worldwide for February 2021」
https://sensortower.com/blog/top-mobile-games-by-worldwide-revenue-february-2021

※中国などの3rd Party製のAndroidストアを除く

※※2021年3月11日11時58分に、『Three Kingdoms Strategy』の内容を追記。