【ゲーム株概況(2/25)】任天堂など大手ゲーム株が軒並み反発 新規上場のアピリッツは買い気配のまま値付かず ベクターが過熱感から乱高下

2月25日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比496.57円高の3万168.27円と3万円大台に再び乗せて取引を終えた。米国でジョンソン・エンド・ジョンソンの開発したワクチンの緊急使用がFDA(食品医薬品局)に支持されたことや、米モデルナがワクチンの大幅増産方針を打ち出したことで、ワクチンの普及による経済活動の回復への期待が高まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>やIGポート<3791>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などが高く、任天堂<7974>が買われるなど大手ゲーム株も軒並み反発した。

また、この日に上場を果たしたアピリッツ<4174>は、買い気配のまま取引終了となっており、公開価格1180円に対して2.3倍にあたる2714円まで気配値を切り上げた。

半面、アカツキ<3932>やイマジニア<4644>、Aiming<3911>などが安く、enish<3667>やDeNA<2432>、ガンホー<3765>などもさえない。

この日も一時846円まで買われたベクター<2656>は、過熱感からその後は売り優勢となり、結局終値551円と乱高下する形になった。


■関連銘柄
株式会社べクターホールディングス
https://corp.vector.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社べクターホールディングス
設立
1989年2月
代表者
代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2656
企業データを見る
株式会社アピリッツ
https://appirits.com/

会社情報

会社名
株式会社アピリッツ
設立
2000年7月
代表者
代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
決算期
1月
直近業績
売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4174
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