20年10-12月決算、スクウェア・エニックス・ホールディングスに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム決算記事

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家庭用ゲーム大手、第3四半期は6社中5社が増益 コーテク、コナミ、スクエニの好調目立つ 減益のセガサミーもゲーム大幅増益

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家庭用ゲームソフト大手6社の第3四半期決算が出揃った。本業の儲けを示す営業利益が前年同期に比べてプラスとなったのは、対象となった全6社5社だった。

カプコン<9697>やコーエーテクモホールディングス<3635>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、コナミホールディングス<9766>、バンダイナムコホールディングス<7832>が前年同期比で増益となった。

その一方、セガサミーホールディングス<6460>のみが減益となった。ただ、セガの展開するゲーム事業に限定すれば、大幅な増益を達成した。大手ゲーム会社は総じて良好だったといえよう(以下、社名は略称)。

 


大手ゲーム会社は事業の多角化が進んでいる。好調だった家庭用ゲームソフトやスマートフォンゲームとは対象的に、ライブやイベント、アミューズメント施設、パチンコ・パチスロ、カジノ関連事業などがネガティブな影響を受けやすかった。

特に後者の影響が大きかったセガサミーHDについては、希望退職者の募集やアミューズメント施設運営会社を譲渡する一方で、コンシューマ分野(家庭用ゲームとスマホゲーム、PCオンラインゲーム)の営業利益が大きく伸び、グループの業績を支えた。

他方、増益組を見ると、コーエーテクモHDが201%増と大きく伸びた。『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が累計350万本とシリーズ最高業績を達成するなど家庭用ゲームだけでなく、『三國志 覇道』や『三国志・戦略版』のライセンス収益などモバイルゲームも伸びた。

また、コナミHD<9766>もゲーム事業がけん引した。『プロ野球スピリッツA』などモバイルゲームに加えて、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が累計販売本数が250万本を超えるなど爆発的にヒットした。

スクエニHDも、アミューズメント事業が苦戦したが、主力のゲーム事業を中心に出版事業やライセンス事業が好調だった。ゲーム事業に関しては、ハイエンドゲーム、MMO、スマホゲームがいずれも良好だった。

大幅な増益を達成した会社は、家庭用ゲームソフトとオンラインゲーム(スマホとPC)をバランス良く伸ばした。巣ごもり消費でゲームへの需要が高まる中、全方位で対応できる強みを生かしたといえよう。

各社の収益状況は以下のとおり。


■コーエーテクモホールディングス<3635>
売上高439億4900万円(同64.7%増)、営業利益193億6700万円(同201.2%増)と、経営統合以来の過去最高業績を達成した。アミューズメント事業や不動産事業が苦戦したものの、家庭用ゲームソフトの販売やスマートフォンゲームの運営収入が大幅に伸長した。

家庭用ゲームソフトの売上高が72.6%増の240億0500万円と大きく伸びた。『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が累計出荷本数350万本を突破するなど大きく伸びた。モバイルゲームも売上高が74.8%増の167億6000万円と大きく伸び、過去最高を更新した。

コーエーテクモ、第3四半期は売上高64%増、営業益201%増と大幅増収増益 過去最高業績 パッケージ販売やスマホゲームの運営収入が大幅伸長
コーエーテクモHD、21年3月期の営業益を170億円→220億円に上方修正 『三國志覇道』『三国志・戦略版』好調、『ゼルダ無双』350万本突破、シリーズ最高に
コーエーテクモ、家庭用ゲームソフト売上は73%増の240億円 『ゼルダ無双』350万本、『ライザのアトリエ2』22万本、『仁王2』140万本など大ヒット
コーエーテクモ、第3四半期のモバイルゲーム売上高は81%増の65億円と過去最高 『三国志』戦略版と覇道好調 第4四半期は繁体字版が貢献


■​セガサミーホールディングス<6460>
売上高2101億円(同25.2%減)、営業利益135億円(同51.8%減)だった。エンタテインメントコンテンツ事業のコンシューマ分野で新作販売やリピート販売が好調に推移したことやスマホゲームの新作貢献などにより、第2四半期までの赤字進捗から黒字に転じた。

セガが展開しているゲーム事業は、売上高が13.5%増の1024億円、営業利益が110.2%増の309億円と大きく伸びた。採算の家庭用ゲームのリピート販売が増加したほか、『プロジェクトセカイ』や『Re:ゼロから始める異世界生活Lost in Memories』などが貢献した。

セガサミーHD、第3四半期(4~12月)は営業益と経常益が第2四半期までの赤字から黒字に転換 エンタテインメントコンテンツ事業の利益が倍増
セガサミーHD、21年3月期の営業益は15億円の赤字から90億円の黒字に エンタテインメントコンテンツ事業のコンシューマ分野の好調持続で
セガの展開するゲーム事業、第3四半期の営業益は324%増の106億円と大幅増 リピート販売拡大 『プロセカ』と『リゼロス』も貢献
セガサミーHD、21年3月期の期末配当を従来予想の「未定」から20円に修正 株主優待の廃止も決定


■バンダイナムコホールディングス<7832>
売上高5434億5600万円(同2.0%増)、営業利益729億2200万円(同1.1%増)と増収増益を達成した。ハイターゲット層に向けトイホビー商品のほか、ネットワークコンテンツの主力タイトルや家庭用ゲームのリピート販売が好調だった。他方、アミューズメント施設や映像音楽事業は苦戦した。

スマートフォンゲームを中心とするネットワークコンテンツの売上高は5.7%増の1541億円と伸び悩む一方、家庭用ゲームの売上高が37.7%増の930億円と大幅に伸びた。新作タイトルに加え、「DRAGON BALL」「鉄拳7」「DARK SOULS」など高採算のリピート販売が海外を中心に伸びた。

バンナムHD、21年3月期の営業利益を500億円から720億円に大幅上方修正 第3四半期は玩具とゲームの好調を受けて1.1%増の729億円
バンナムHD、『アイマス』や『テイルズ』『デジモン』シリーズ新作など複数の大型タイトルの開発を進行中 リピート販売の強化も
バンナムHD、家庭用ゲームソフトの売上高は37%増の930億円 ゲーム事業の拡大けん引 「ドラゴンボール」や「鉄拳」「ダークソウル」のリピート販売で
バンナムHD、第3四半期(10-12月)のゲームアプリの売上高は1.4%増の423億円 新作タイトルは今期は国内3本、海外2本を予定
バンナムHDの第3四半期のIP別売上高、プラモ好調で『ガンダム』7.8%増の676億円 『DB』や『ワンピース』も伸びる 『アイカツ!』は足元復調か
バンナムHD、ネットワークコンテンツの売上高は1.5%増の559億円 「ドラゴンボール」や「ワンピース」「アイマス」のシリーズ作品好調


■カプコン<9697>
売上高648億6700万円(同22.6%増)、営業利益243億8200万円(同32.2%増)と大幅増益だった。大型タイトル『バイオハザード RE:3』とリピートタイトルの販売が伸長し、業績向上をけん引。また、アミューズメント機器事業でも11月に投入した新機種『モンスターハンター:ワールド』が好調だった。

カプコン、第3四半期は売上高22%増、営業益32%増に 『バイオ RE:3』や『モンハン:アイスボーン』など採算性の高いリピートタイトルが貢献
カプコン、第3四半期のモバイルコンテンツ売上高は80%増 10月に国内で『ロックマンX DiVE』、11月に中国で協業タイトル『街覇:対決』を配信
カプコン、不正アクセス被害の業績への影響は「限定的」 システムはほぼ復旧、被害状況の調査は継続


■コナミホールディングス<9766>
売上高1919億円(同0.6%減)、営業利益405億円(同69.0%増)と大幅な増益を達成。主力のデジタルエンタテインメント事業は、モバイルゲーム、家庭用ゲーム、カードゲームそれぞれの分野において製品・サービスが堅調に推移し、営業利益および税引前利益は過去最高益を達成した。

『プロ野球スピリッツA』と『eFootball ウイニングイレブン 2021』がけん引し、四半期ベースで過去最高の売上高を記録した。家庭用ゲームは『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』を発売し、1月時点の累計出荷本数が250万本を突破する好調な出足を記録した。

コナミHD、デジタルエンタテインメント事業の好調で3Q営業益は過去最高に モバイルゲームは四半期ベースで最高売上 家庭用ゲーム『桃鉄』も好発進
コナミHD、デジタルエンタテインメント事業は「エデンズゼロ」のモバイルゲーム&コンシューマゲームと「遊戯王」2タイトルを開発中


■スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>
売上高2536億4300万円(同33.7%増)、営業利益410億2200万円(同47.7%増)と大幅増収増益だった。新型コロナの影響でアミューズメント事業が苦戦したものの、主力のゲーム事業のほか、出版事業、ライセンス事業が好調だった。ゲームは、ハイエンドゲーム、MMO、スマホゲームがいずれも伸びた。

「FINAL FANTASY VII REMAKE」の貢献でハイエンドゲームが黒字転換したほか、MMOゲームとスマホゲームも増益となった。スマホゲームは「ドラゴンクエストウォーク」や「FFBE幻影戦争」に加え、「ドラゴンクエストタクト」と「オクトパストラベラー大陸の覇者」が貢献した。

スクエニHD、第3四半期の営業益は47%増の410億円 HDゲームとMMO、スマホゲームいずれも好調 「マンガUP!」中心に出版も成長続く 通期進捗率102%
スクエニ、第3四半期のMMOは『DQX』と『FF14』拡張パッケージなく減収 営業利益は継続課金収入堅調でプラスに
スクエニHD、第3四半期のモバイルゲームの売上高は23%増の970億円、営業利益もプラスに 『DQウォーク』や『FFBE幻影戦争』『DQタクト』が貢献
スクエニHD、第3四半期のHDゲームは2四半期連続で営業損失 『FFVII REMAKE』発売効果で累計では黒字
スクエニHD、出版事業は過去最高業績、高成長続く 「マンガUP!」好調、「地縛少年花子くん」「薬屋のひとりごと」「わたしの幸せな結婚」が人気
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あわせて読みたい( 20年10-12月決算スクウェア・エニックス・ホールディングスバンダイナムコホールディングス

企業情報(株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス)

会社名 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
URL http://www.square-enix.com/
設立 1975年9月
代表者 松田洋祐
決算期 3月
直近業績 売上高2605億円、営業利益327億円、経常利益320億円、最終利益213億円(2020年3月期)
上場区分 東証一部
証券コード 9684

企業情報(株式会社バンダイナムコホールディングス)

会社名 株式会社バンダイナムコホールディングス
URL http://www.bandainamco.co.jp/
設立 2005年9月
代表者 田口 三昭
決算期 3月
直近業績 売上高7239億8900万円、営業利益757億7500万円、経常利益797億9700万円、最終利益576億6500万円(2020年3月期)
上場区分 東証1部
証券コード 7832

企業情報(株式会社カプコン)

会社名 株式会社カプコン
URL http://www.capcom.co.jp/
設立 1983年6月
代表者 辻本春弘
決算期 3月
直近業績 売上高815億9100万円、営業利益228億2700万円、経常利益229億5700万円、最終利益159億4900万円(2020年3月期)
上場区分 東証一部
証券コード 9697

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